身体に熱をためない

身体に熱がたまらないように

①不感蒸散(ふかんじょうさん)皮膚から500~700ミリリットル、呼吸から150から450ミリリットル合計1リットル

②発汗 30度を超えると、急激に増大

によって水分を体の外に出すことによって体にこもった熱を出します。


不感蒸散は皮膚から500~700ミリリットル、呼吸から150から450ミリリットル合計1リットルにも及びます。

発汗は30度を超えると、急激に増大し始めます。
もっぱら気温が高い時は、発汗により放熱が行われる方が体温の上昇を防ぐ
外気温が上昇すると、自律神経の働きにより発汗と皮膚血管が拡張し、放熱が盛んになって体温の上昇を防ぐ。
ちなみに、体内温度が43度になると、蛋白質の変性がおこるため熱中症になると、早めに体温を下げた方が良いと言われるのはこのためです。
体のほとんどはタンパク質からできてます。タンパク質の変性により脳などの中枢神経系に障害が残ったり、白内障の進行が速くなったり、循環不全になり、様々な臓器に障害が起こります。
また、意識障害が長く続く場合は命にかかわることもあります。
危険だと感じた際は早めに対処しましょう。

熱中症状チェック

☑めまいや顔のほてり、
☑体のだるさ、吐き気、
☑汗の書き方がおかしい。
☑体温が異常に高い
☑筋肉の痙攣
☑意識が遠のいている感じがする。

これらの症状が出たら熱中症にかかっている可能性があります。


危険を感じたら

①涼しい場所へ移動しましょう。

②衣服を脱がし、体を冷やし体温を下げましょう(熱中症は体温中枢の障害なので、解熱剤はききません)

③塩分と水分補給しましょう
アルコール、カフェインは体の水分を外に出す食べ控えましょう。牛乳は熱を産生するので控えましょう


日頃から、こまめに水分をとり、しっかり睡眠をとって、健康な食事を心がけ、暑さに負けない体を作っていきましょう。

夏野菜(とまと、きゅうり、なす、すいかなど)は身体の余分な熱をだしてくれます。